大城敦博プロフィール
大城敦博
(おおしろあつひろ)
ヴァイオリン / ヴァイパー 奏者・作曲家
沖縄那覇出身、京都南丹在住。
琉球器楽 / 琉球提琴曲(琉球バイオリン)の発展に貢献。
提琴一挺のみによるエイサーの地謡を史上初演(2018.11.25. 琉球國祭り太鼓京都支部)。
提琴一挺のみによる琉球舞踊の地謡を史上初演 (2022.12.11. 玉城宇根本流敏風蓮華ノ会)。
以降、エイサー、琉球舞踊との共演多数。
国内初の6弦ヴァイパー奏者。
様々なジャンルへの対応力や型破りな「ループ奏法」に定評がある。
日経新聞はじめ、メディアにも多く取り上げられる。
3Dvarius社(フランス)公式広告大使。
3枚のCDアルバムをリリース。
唄三線の盛んな沖縄の那覇に生まれ育つ。
幼少の頃から器楽(声ではなく楽器による音楽)に興味を持ち、琉球民謡も器楽で聴きたいと思っていた。
ところが琉球には器楽がほとんど無いことを知る。
1993年、左手ピチカート伴奏を加えた「てぃんさぐぬ花」を聴いた祖母のひと言をきっかけに、ヴァイオリンならではの沖縄音楽を思い描き始める。
クラシック、ポップス、ロック、ケルティック、ブルーグラス、中国、モンゴル、ジャズなどの様々な音楽に取り組む。
イタリア生まれのヴァイオリンが、アイルランド、ロシア、ブルガリア、アラブ、インドなど様々な国々の民族楽器としても使われていることを知り「沖縄生まれの民族ヴァイオリン音楽」を目標に琉球器楽 / 琉球提琴曲(琉球バイオリン)を創り上げる。
てぃんさぐぬ花から29年後、沖縄タイムス(2022.1.7.)に「琉球ヴァイオリン確立」と掲載されるに至る。
バンド演奏のために始めたエレクトリック・ヴァイオリン研究の経験を活かし、ヴァイパー(アメリカ Wood Violins社製)にオリジナル改造を施す。
独自の音色とエレクトリック・ヴァイオリンの常識を覆す表現力を得て、国内における6弦ヴァイパーの第一人者となる。
イベントやパーティ、人権講演会、学校の文化鑑賞授業などの演奏、レストラン、カフェでの定期ライヴ、他バンドへの参加、沖縄、京都のラジオ出演など多数。
2016年世界ウチナーンチュ大会OKINAWA LATINA出演。
NAMM Show 2020 (USA)で琉球提琴曲を演奏。「誰のものとも違う独自の音楽」と評される。
この演奏をきっかけに 3Dvarius社(フランス)の新製品 6 string Equinox violin 公式広告大使に抜擢される。
ヴァイオリン上達のカギは骨格にあるという考えから、独自の肩当てを開発して特許を取得(第4795901号)。
ヴァイオリンの保持に悩む人の力になっている。
参考:ヴァイパー奏者の覚書
Oshiro, Atsuhiro
(Violin/ Viper performer)
Born and raised in Naha, Okinawa and through the influence and experience of Classic, Pops, Rock, Irish, Bluegrass, and Jazz music, he created his own style of “Ryukyuish (old-Okinawan) Violin.”
As a soloist and stage performer, he has collaborated with such bands as “The Ryukyuish (Solo, Duo, Trio…),” “Muse (Celtic),” “Hot Rod Chocolate,” and performed as a guest artist with many others. He has played at business events, wedding parties, school concerts, and continues to perform regularly at restaurants and cafe.
As an interesting self discovery, he found a key for improvement on the violin which had to do with how the instrument fits to the performer’s body frame. He designed an original shoulder rest which he obtained a patent for (patent # 4795901).