Vol.5「ループペダル」

ソロ・ヴァイパーのベストパートナー
ループの仕組みは
たった今弾いているものを録音し
それを繰返し再生しながら他のパートを弾いたり
さらに多重録音したりと
少し過去の自分自身と共演できるタイムマシン。

カラオケやプログラミングと違い
演奏前から音声データが入っているわけではない。

写真は愛用の
BOSS RC-30 LOOP STATION。

ペダルを踏むと同時に録音開始
もう一度踏むとその瞬間から頭と尻尾が繋がって
ループ再生される。

その上に多重録音すれば
一回りする毎にパートを増やすことができる。

アコースティックなら数人から十数人必要な演奏でも
一人でできてしまう素晴らしいペダル。

しかし、ライヴで使うのはちょいと勇気も必要かもしれない。
なにしろ、間違えて弾くと延々と同じ間違いを繰り返してくれるとても律儀なやつだからね。

録音開始と終了をつなげてループするので
弾き始めのテンポと繋ぐ直前のテンポが全く同じになるようにテンポキープを頑張ってみる。

繋ぐタイミングを慌てずに。

ここをしくじると1回転する度に
しゃっくりしたような状態になる。

全部のパートのタイミングを合わせないと
ただやかましくなるばかり。

このように、リズム感はかなり要求されるけれど
人間頑張ってみたら何とかなるもの。

さて、努力の果てにループが滑らかにできるようになると
信じられないような悩みが出てきた。

ライヴでさらりと使っているとカラオケと間違われてしまうんだ…

悔しいので目の前で少しずつ説明しながら
ループの組み立てを見せてみる。

ところがそれでもまだ
「何かまえもって音が入ってるんでしょ?」
と訊いてくる方が多い。

あれ?
もしかして簡単そうにやってみせるのがいけないのか???(笑)

でもな~
「難しそうだね」
って言われるのは嫌なんだよ…

コンサートは非日常へのご案内♪
だからね。

ライヴを観てくれたたくさんの方に
「ループ便利やね~買うわ~♪」
と言われ、ここ5年ほどの間に少なくとも20人以上の方が
「買った~♪」
と報告してくれた。
(あ、Rolandから何ももらってないよ…笑)

しかし!その後ライヴで使っているのを見せてくれた方は未だに一人もいない(この投稿は2017.4.15)。

それどころか
「あんなもん、ライヴでやるのムリや!」
と怒る人まで出てきた。

いやいや毎回ライヴでドキドキしながらやっているよ。

人間為せば成るもの!

自らもループ演奏をしているという方はもちろん
日々たくさんの演奏を見ている音響さんからも
「こんな演奏は見たことが無い!」
とご好評いただいているヴァイパーとループのコンビネーション
お楽しみください♪
(^-^)